この記事はポッドキャスト Episode 49:玄米15年食べてきて…(15:04)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。

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僕は玄米を15年近く食べてきました。

きっかけは30歳を超えたころ、オーストラリアのバイロンベイという街です。当時はイギリスあたりから始まったオーガニックブームがオーストラリアにも伝わってきていた時期で、現地のスーパーでは「ブラウンライス」として玄米が健康食品のように並んでいたんですね。

初めて食べたときはお腹がめちゃくちゃ痛くなって、二度と食べるかと思いました(笑)。体が慣れていないと、消化不良でお腹を壊すことがあるんです。

それでもまた食べる機会があり、栄養価の高さや、高城剛さんの本で読んだオーガニック革命のような話に惹かれて、どんどん好んで食べるようになっていきました。

疑う余地がなかった15年

そこからは本当に盲目的でした。マクロビオティックという考え方もあって、「玄米は体にいい」ということに疑う余地がなかったんです。

もともと僕は、白米でもなんでもお米を食べないとお腹が落ち着かない体質でした。カップラーメンを食べるときも、セットでおにぎりがないとダメなくらい。

だから玄米はちょうどよかった。「とりあえず玄米を食べておけばOK」という謎の考え方で、多いときは一食一合、ひたすら食べ続けてきました。

米騒動が、はからずも実験になった

去年、米騒動でお米が手に入りにくくなりましたよね。

仕方なく鶏肉や豆で代替してみると、意外にもお腹は落ち着くし、生活は普通に成り立ちました。じゃあもうお米はいらないか、という生活を数ヶ月続けていたんです。

すると体に変化を感じるようになりました。まず、冷えがなくなったんです。

体の中から熱が戻ってきているような、体がしっかり熱を持てるようになった感覚がありました。原因を探っていくと、玄米に行き着いたんですね。

血糖値が一番上がっていたのは玄米だった

以前、フリースタイルリブレという血糖値をモニタリングできるデバイスを何度か試したことがあります。2週間限定で、Amazonで8,000円くらいのものです。

そのとき分かったのは、どんな食べ物よりも、玄米を食べたときが一番血糖値が上がったということでした。当時はなぜだろうと疑問に思っていたんですが、やめてみて初めて腑に落ちました。僕は玄米で血糖値スパイクを起こして、体が重くなっていたんです。

玄米にはフィチン酸も含まれていて、大切なミネラルを一緒に流してしまうと言われています。だから本来、食べ方には気をつけなければいけないんですね。

僕は水を多めにしっかり炊く炊き方はマスターしていましたが、寝かせ玄米まではやっていませんでした。本来は最低でも30回、100回噛むくらいの世界観なのに、食べ慣れて咀嚼は減り気味。子どもが生まれてからはさらに早食いになっていました。

そういう食べ方の積み重ねが、僕の体を血糖値スパイクの起きやすい状態にしていたんだと思います。

末端冷え性が消えた

僕はひどい末端冷え性でした。思えばそれは、30歳を超えて玄米を食べ始めたあたりから続いていたんです。自分はそういう体質なんだと、ずっと思い込んでいました。

玄米をやめてからは、冷えが本当になくなりました。

あわせてタンパク質を積極的に摂ることも意識しました。通常の食べ物は2〜3%ほどしか熱を産生できないけれど、タンパク質なら20%ほど熱を作れると言われているんです。

水を飲んでタンパク質をしっかり摂り、体の中から産まれる熱を衣類で守る。この考え方でいくと、あれだけ寒さに困っていた冬が、昨年は全く困りませんでした。

「栄養価が高いから」で続けるものではない

玄米なしでは生活できないと思い込んでいた僕ですが、実はその玄米が邪魔をしていたのかもしれません。

徳島でも、ようやく玄米おにぎりのお店なんかが少しずつ増えてきています。15年食べてきた身からすると、時々食べる分にはいいし、食べ方をきちんと分かった上で取り入れるならいい。

でも「玄米は栄養価が高いから」という端的な理由だけで続けるものではないな、と今は感じています。

玄米を食べている方は、一度見直してみてください。きっと驚くべき発見があると僕は思っています。

🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 49:玄米15年食べてきて…(15:04)

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